あけましておめでとうございます


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あけましておめでとうございます

2019年、あけましておめでとうございます!
さてさて、今年はどんな一年になるでしょうか。
年末年始にいつもいくつかの選択に迫られます。
 
昨年は事務所ビルは本当に充実していました。が、とても大変な1年でもありました。
 
特に、物を通じたコミュニティ形成の位置付けに、新業態、
Storage kobe/ book store, galleryに終始したと言っても良いくらい、労力、時間、お金全てを注ぎ込みました。
 
クリエイティブという言葉を人生で最も多く耳にした年でしたが、その言葉についての定義は良くも悪くもすごく曖昧で。神戸のクリエーティブカンパニーとして名乗るからには、ではどうあるべきかや、僕自身が目指す会社の姿を考えるいい機会でもありました。
 
そして僕は、グラフィックデザイナーであると同時に、経営者な訳で、この二つの立ち位置についても本当に嫌という程考えました。近頃「デザイナーは無力だ」と自分自身良く言い回っていますが、「物事を生み出す大変さ」を自分自身、お店やイベントを運営してきて痛感したから言える事なのかもしれません。
 
同時に、まわりの物事を見てきて、どんなに良いアイデアや活動の種でも「人に知ってもらう術」や「続けられる動機と根性」がしっかり成されなくては持続できない事、もたくさん目にしてきました。デザインは、そもそも対象の母数を広げる目的が大半なわけで、デザイナーとクライアントや、狭いコミュニティの陶酔になっては絶対にダメだという事がわかりました。
 
そうなると、クリエイティブの場には、

◯人の為になるいい物事
◯人と物事をつなげる仕掛けづくりという知恵
◯接点を裏付けるデータと経験
 
これが不可欠だという事なんだと思います。グラフィックデザインの限界は、デザイン至上主義的、陶酔が原因だし、
逆も然り、クライアントのクリエーター軽視だったり、マーケティングとデータによる思考停止の間で双方に明るい人材が必要になると信じて、今の事業が土台となって、今後さらに需要が高まる「クリエイティブ」な会社へと、スタッフ一丸となって発展させていきたい。
 
今年も一年、

書庫バー bar & bookstore, art & design.
Storage kobe/ book store, gallery & bar
Sanseido Gallery art & design サンセイドウ ギャラリー
オープンスペース DEP. KOBE 神戸元町・大丸前

を、どうぞよろしくお願いいたします!